CALIFORNIA GOLD カリフォルニアゴールド

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Learn about CBD Chapter 03

CBDプロダクトの目利き法

Chapter 0301

CBDマーケットのフロントライン

well-being(ウェルビーイング)」というキーワードが注目されています。身体の健康だけでなく、精神的、社会的にも良好な状態にあるライフスタイルを意味する単語で、翻訳するなら「幸福な生き方」あるいは「健全な生活」という感じでしょうか。その文脈のなかで、地域や社会、大地や自然、地球や宇宙とのつながりに気づき、心と身体と魂の安定と安心を取り戻し、ウェルビーイングの特効薬して、ハイになる成分を含まないCBDが注目されています。

 大麻草というとハイになるために喫煙するマリファナのイメージが強烈ですが、大麻草の豊かな薬効を日常的に享受するためには、ハイになる成分は邪魔と考える人も多いのです。ハイになる心配がなければ、仕事中でも平日でも、朝からでも昼からでも、いつでも安心してカンナビノイドの恩恵を受けられます。そのため欧米では、今や多種多様なCBD製品が出回っています。

 娯楽用大麻が解禁された先進エリアでは、「ディスペンサリー」と呼ばれる大麻ショップで、THCをほとんど含まずCBD豊富な大麻草の品種が、乾燥させた花穂の状態(通称:バッズ)で販売されています。これを喫煙したり、クッキーに混ぜて焼いたり、バターに煮出して食べたりするのですが、大麻草からカンナビノイドを抽出したCBDオイルを使った製品も少なくありません。

 CBDオイルの摂取方法は様々です。そのまま飲んだり、コーヒーに混ぜたり、気化させて吸引したり......。「エディブル」と呼ばれるCBD入りのお菓子やジュース、甘味料なども製品化されています。また、軟膏やローションに混ぜたCBD入り塗り薬や貼り薬や、CBD入り入浴剤まであります。CBDは皮膚を通して経皮吸収されることが分かっています。ニキビやアトピーへの効果を示唆する研究もあり、肌への美容効果やスキンケア効果を期待するコスメ界からの注目度も高く、すでに様々なブランドからCBDコスメが発売されています。

Chapter 0302

どんなCBD製品を選ぶべき?

 というわけで、今やマーケットにはCBD製品が百花繚乱。けれど実態は玉石混交、「良いものもある。悪いものもある」というのが現状です。そのなかでどんな製品をえらぶべきなのか? ひとつの指標となるのは、その製品の生産地です。残念ながら現在市場に出回るCBD製品のなかには、人が体内に摂取することを前提として育てられた原材料ではなく、本来は産業用に育てられたヘンプを使った製品も存在します。使われているのは、汚染土壌で殺虫剤や農薬をたっぷり使って育てられた、安い中国産や東欧産の産業用ヘンプかもしれません。

 オーガニックに対する正しい知識と深い理解、製品のトレーサビリティをはじめ、システムとしてオーガニックが社会に根づいているエリア。そんな場所で生産されたCBDでなければ、安心とは言えません。CALIFORNIA GOLDCBDは、オーガニック先進地カリフォルニアの育種家たちが、土壌づくりから始め、何十年にもわたって自らが実験台となりながら、品種改良を重ねてきた医療用大麻を原料としています。スイスの科学ラボによる10億分の1g単位まで分析可能な超精密テストでも、農薬や殺虫剤、重金属をまったく含まないことが証明されています。そこには、法律の壁と闘いながら自らの信念を貫いてきた、カウンターカルチャーの矜持が詰まっているのです。

Chapter 0303

フルスペクトラムとブロードスペクトラム

 医療用大麻が合法化され、娯楽用大麻も非犯罪化された地域では、THCを含まない品種が乾燥した花穂の状態で流通していますが、「大麻取締法」のある日本では、たとえTHCが含まれていなくても、大麻草を所持しているだけで犯罪です。なので、現在日本で入手できるのは、大麻草から抽出したCBDオイルの製品が中心。このCBDの抽出方法(コンセントレート)には大きく分けて3種類あります。「フルスペクトラム」「ブロードスペクトラム」「アイソレート(もしくはディスティレート)」の3種類で、順にCBDの純度は高くなります。

 「フルスペクトラム」は「フル」の名の通り、大麻草を丸ごと使って濃縮する方法です。ふるいにかけたり、水を使ったり、熱や圧力を加える方法などがあり、個人でも可能なローテクな手法といえます。大麻草から作られる樹脂状のハシシは、古くから伝わるフルスペクトラムのひとつ。最近では、大麻草に高い圧力と適度な熱を加えて成分を抽出する「ロジン」と呼ばれるコンセントレート製品が人気で、個人向けのロジンプレス機なども販売されています。このフルスペクトラムでは、カンナビノイドをはじめ、テルペンやその他の有益な成分をすべて保持できますが、どんなにTHCの含有量が少ないヘンプを使っても、THCを完全に除去することは困難。日本では違法とされる可能性があります。

 「ブロードスペクトラム」は、溶媒を使って抽出を行うコンセントレートです。たとえばアルコールやグリセリン、エタノール、ブタンやプロパン、二酸化炭素など、様々な溶媒を使う方法があります。溶媒それぞれの抽出力の強さによって、テルペンやフラボノイド、クロロフィルや蝋などのカンナビノイド+アルファも抽出可能。方法によっては、ひとつひとつのカンナビノイドを個別に分離したり、製品に含まれる化合物の量を調製することもできます。

 このブロードスペクトラムの精度を高めてゆくと、99%純粋なCBDを作ることも可能です。これを「アイソレート」もしくは「ディスティレート」と呼びます。アイソレートは少量で高用量の薬効成分が摂取できますが、本来大麻草に含まれるテルペンやその他の有益な成分は含まれないので、アントラージュ効果と呼ばれる相乗効果は期待できません。

Chapter 0304

アントラージュの鍵を握るテルペン。

 近年とくに、この「テルペン」とカンナビノイドとの相乗効果が科学的に解明されつつあり、アントラージュ効果にとってテルペンが重要な存在であることが分かってきました。テルペンは大麻草だけでなく、その他の多くの植物や菌類にも含まれる天然の精油で、大麻草の品種ごとに独特の香りや味わいを具えています。大麻ショップに並ぶ多様な品種のひとつひとつが、それぞれに独特の香りを放つのは、このテルペンによるもの。大麻草は、品種や株の違いによってさえ、その作用の仕方は異なり、効能も異なります。ある品種を摂るとよく眠れるけれど、食欲は他の品種の方が出る、などという人がいます。こうした効用の違いに、テルペンが大きく関与していると考えられるのです。

 CALIFORNIA GOLDCBDオイルは、エタノールを溶媒としたブロードスペクトラムによるコンセントレートを行っています。エタノールは飲料や食品にも使われる安全な物質です。抽出後はワイプドフィルムという分子レベルで分離可能な蒸留装置を使って、THCとともにエタノール溶媒を完全除去。その後、THCが完全に除去されたカンナビノイドに、品種ごとに抽出した大麻草由来のテルペンとヘンプオイルを調合して製品化しています。

 日本で流通するCBD製品のなかには、ココナッツ由来のテルペンやオイルを使った製品もあるようですが、CALIFORNIA GOLDCBDはすべての成分が大麻草に由来しています。展開するフレイバーの違いも、原料となる大麻草から抽出したテルペンによるものです。「SOUR SKITTLES」や「ORANGE COOKIES」「JACK HERER」といった製品名も、大麻草の育種家たちへの敬意を評し、品種の名前をそのまま使用しています。THCを除去しながらも、大麻草という植物の魅力を可能な限りそのままお届けしたい。そんなCALIFORNIA GOLDCBDで、ぜひともアントラージュの魔法を体感してください。

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